9月に入ってからしばらく曇りや雨が続きましたが今週はお天気が続くといいです・・・！
さて今日は、銅版画家・山本容子さんの本をご紹介いたします。
『Bon Voyage わたしの時間旅行』
20年ほど前の表参道。LOUIS VUITTON ビルの工事現場。
白い仮囲いの柵に、光を利用して絵を投影するというアートワークでの作品たちが、
こちらの本に収められています。
旅行鞄の会社、ということで、テーマは「旅」
19世紀半ばから1960年までのパリを中心とした時間旅行。
乗り物やファッション、映画の歴史、また時代を象徴するフランスの画家や音楽家、文学者たちが銅版画で描かれています。
山本容子さんの銅版画は、繊細でやわらか、さらに軽やかさやユーモアもありわたしは大好きです。
当時、たまたま表参道駅近くの会社に勤めていましたので、仮囲いのシアターに映し出される作品を帰宅途中の楽しみにしていました。
しかも作品は、毎日1点ずつ増えていくのです。
同僚と一緒にとてもワクワクしながら眺めに行った思い出があります。
ちなみに LOUIS VUITTON は、今年生誕200年のようですね。
こちらの本の中の作品にも、帽子用やワイン用など色々なValise（旅行鞄・スーツケース）が出てきますよ。
本はもう絶版のようです。当校に置いておきますので興味がある方はご覧になって下さいね。
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