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フランスの絵本 Un jour, un chien

Bonjour!ごきげんよう、ゆりかです。

皆さん、絵本はお好きですか?
子どもの頃はよく読んだけれど、最後に読んだのはいつだったかしら…?なんて方も多いのではないでしょうか?

今回ご紹介するのは、
Un jour, un chien(邦題『アンジュール―ある犬の物語』)です。


絵と文字で描かれる一般的な絵本とは少し異なり、クロッキー調の絵のみで物語が展開していきます。
文字は一切出てこないので、読むのが苦手…という方にもおすすめです~!

この物語は、飼い犬の放棄(l‘abandon)から始まります。
人間の都合で路上に捨てられた一匹の犬が、飼い主を探し続ける…といったストーリーです。表紙の犬の表情が哀愁を誘い、なんとも言えません…涙
物語の結末が気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね!

1982年にフランスで初版が刊行され、2011年に再版されています。
約40年前に描かれた作品ですが、時を感じさせません。
鉛筆のみで描かれた絵も躍動感があり、最後まで飽きずに楽しめること間違いなしです!

作者のガブリエル・ヴァンサンGabrielle Vincentは、


この作品以外にも『アーネストとセレスティーヌ』シリーズLes albums d’Ernest et Célestineを手掛けています。


(ヴァンサンと絵本のphoto&書誌情報は→こちらから) ご興味のある方は、こちらの作品も見てみてくださいね!

今後も少しずつ絵本をご紹介できたらなぁ~と考えています☆ お楽しみに!
ではでは、A bientôt!

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DATE : 2020.03.03