さて、フレッドが今月から星の王子様の作者サンテクジュペリのある作品について紹介をしていますが、
今日は私からはプチ・ニコラ（Le Petit Nicolas) についてお話ししたいと思います！
みなさん、プチ・ニコラ（Le Petit Nicolas) ご存知ですか？
映画になったので知っているという方もあるかもしれませんね。
フランスでは50年以上愛されている国民的な本です！
ニコラは小学生。ニコラの目線で書かれたお話は思わずププっと笑ってしまいます。
ユーモアに富んだクラスメイト達との日々は楽しいことばかり。大人にとっては困ったことだったりするんですけどね・・・
男の子はいつの時代もどの国でもこんな感じなのだなぁ～と横目で8歳の息子を見ながら読んでいます。
同じクラスの生徒さんからDVDもお借りしました。とっても面白い！
本にも挿絵はあるのですが、映像で見るとより親しみが湧きます。
最近買ってまだ読み始めていないタイトルのものは当校にもありました。
『Les vacances du Petit Nicolas』 当校にあるものは1986年出版です。
新しいのは絵が変わっていますね。どちらもヴァカンスらしい楽しそうなイラスト。
日本語に訳されたのも、図書館で見つけました。
子どものコーナーにあります。そろそろ息子も読めそうです。共感できるでしょうか？？
ちなみにこちらは「かえってきたプチ・二コラ」のシリーズ。
「プチ・二コラ」のシリーズはフランスで1960年に始まり、日本でも全5巻84話が出版されていましたが、
1977年に作者ルネ・ゴシニ(Rene Goscinny)が急逝したため80話のストーリーが未刊のままだったそう。
その未刊作品は、ルネ・ゴシニの娘アン・ゴシニ(Anne Goscinny)と
作画のジャン＝ジャック・サンペ(Jean-Jacques Sempe)の協力により2004年に長い年月を経て世に出たようです。
（Histoires inedites du Petit Nicolas）
その日本語版が「かえってきたプチ・二コラ」のシリーズです。
Anneのあとがきも訳されていますし、訳者の方のあとがきには二コラが書かれた時代背景などが書かれているものもあります。
Le Petit Nicolas のHPもありますので見てみて下さいね！
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