ブログ

Blog

ブログ記事

フランスのファッションブランド

Bonsoir りょうこです。

まだまだ暑いとはいえ、ショーウィンドーには秋冬ものが並び始めましたね。
さてフランス・パリといえば、ファッションブランドも注目の話題の一つ。憧れのブランドが揃っていますね♪

パリには年間を通してレディース・メンズやオートクチュールなど、
いくつかの”ファッションウィーク”があり、各メゾン(ブランド)のコレクションが披露されます。
世界各国からファッション界のプロたちがパリに集まりますので、
この時期のパリはホテルが取れないことも多いです。要注意!

プレタポルテ(prêt-à-porter = ready to wear)とオートクチュール(haute couture)の語源は共にフランス語です。

小さな頃から祖母の影響で洋裁が好きだった私にとって、
オートクチュールの細かな作業や職人の技が光るその世界にはため息ばかりです・・・!

さて今日はパリコレクションのブランドをいくつか挙げてみました。
日本でも有名なブランドばかりですが、
普段身に付けることがなブランドでも、そのストーリーやデザイナーについて知るのは面白いです。


エルメス

エルメスは1837年にオープンした馬具工房が起源です。
当時の国家トップレベルのVIP達を顧客に発展、パリ万博ではその鞍が金賞を受賞し、
その後、バッグや時計、服飾などへ幅を広げ、現在のようなブランドに成長しました。

ファッションというより、やはり上質な皮革やシルクのイメージです。
ケリーバッグやバーキンはエルメスの代名詞。独特な柄のスカーフもエルメスならではです。


画像はエルメスサイトより


ルイ・ヴィトン

1800年代半ば、旅行用トランクの専門店としてスタートしたヴィトン社は、
時代によって変わる移動手段に合わせながら独自の素材や形を考案し、
こちらもまた国家のトップレベルのVIPを顧客につけ成長していきます。

またルイ・ヴィトン財団は企業のメセナ活動として有名な財団の一つ。
以前は、そのグッズがスタッフのブログにも登場しました。
パリに行かれた際には寄ってみてはいかがですか?

私は、以前都内で行われた展示会に行きましたが、
時代ごとに変わる移動手段にあわせたニーズを捉え、
常に話題の中心になるブランドである理由に触れる事が出来ました。

パリのモード:フランス語学校
photoはブログより


シャネル

1909年にガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)が帽子のブティックをオープンした事に始まります。
その後洋服のデザインをスタートさせ、当時はまだ新しいコンセプトである、自立した女性のための素材やパンツスタイルを取り入れ話題になりました。
また香水も有名ですね。シャネルという香りを纏う・・・なんて素敵でしょう!

パリのモード:フランス語学校
1971年シャネルの死後はカール・ラガーフェルドにより引き継がれました。

こちらのサイトでは、ミニフィルムを観る事が出来ます。

フランス ブランド
画像は前述のサイトより


セリーヌ 

1945年にCeline Vipianaがパリでスタートしたブランドで、もともとは富裕層の子供向けの靴を専門に扱っていました。
その後女性向けの靴やかばんから洋服へと広げて行きます。
高い技術をもった革職人が作る製品は、当時のパリではたちまち人気になります。

今でもシックなデザインのバッグは女性に人気ですね。

さて、少し前の人気刑事ドラマ古畑任三郎で主人公が乗る自転車が、このセリーヌだったことを皆さんはご存知ですか?
(ちょっと世代が古い?)

パリのモード:フランス語学校
お値段当時30万円。意外とお手頃??


サン・ローラン

1955年にイヴ・サン・ローランがクリスチャン・ディオールのデザイナーに就任、彼の本格的なキャリアがスタートします。

クリスチャン・ディオールを去ったあと、1960年代に自身のブランドを立ち上げます。
フランスの大女優カトリーヌドヌーブは、映画昼顔の衣装をはじめ、現在に至るまでこのブランドのミューズです。

パリにはイヴ・サン・ローラン美術館がありますので、ファッションが好きな方は是非一度!
サイトはこちらより

サイトでは、映画”昼顔”(原題:Belle de Jour)の衣裳のスケッチも公開されています。
フランス ブランド
画像はこちらのページより

5年ほど前にブランド名から”イヴ”がなくなり、現在ではサン・ローランとして続いています。
2000年に入り、イヴ・サン・ローランを題材にした映画が何本か公開されています。
華やかなファッション界と繊細なデザイナーとしての彼の姿を観ることができますので、
ファッションや彼に興味がある方は必見です。


バレンシアガ

その名から想像できるように、スペイン人のバレンシアガによって1914年に設立されたブランドですが、
スペイン内戦の影響で、スペインにあった本店がパリに移されます。

最近は、日本でも若い世代の方が、カジュアルなバッグなどを持っているのもよく目にします。
実は1950年代にはフランスのファッション界では名門と肩を並べていたんですね。

1960年代のバレンシアガのオートクチュールです。
バレンシアガ
写真はこちらのサイトより


クロエ

比較的新しいブランドのイメージですが、実は1952年にエジプト系フランス人によって創業されました。
それまでは富裕層向けのオートクチュールがメインだったファッション界において、
プレタポルテを広げるきっかけになったのがこのクロエと言われています。

フランス語学校

フランス語学校
2019年春夏コレクションより

ファッションは10年でひとまわりすると言いますが、こうして見ているとまさにその通りですね。
パリへご旅行の際には是非、パリでこんなメゾンの雰囲気を味わってみて下さい。

*********
twitterinstagramもよろしくね♪

BLOG TOPはこちら


DATE : 2018.09.06