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今世紀最長の月食をフランスで!

Bonjour フレッドです。

2018年7月27日、今世紀で一番長い月食が、フランスから見られます!
ただし、ヨーロッパのフランス本土よりも、フランスの海外県であるLa Réunion島からこそ綺麗に見られます。 
次のサイトは詳しくタイミングや現象を説明しています:
こちらをご覧ください(フランス語)




人類や地球の成り立ちや歴史について考えたい方、
また天体観測、月食、日食、天体望遠鏡、星空などに興味がある方は
是非、これから説明する数字にまつわる不思議な関係をご覧ください。

数学が苦手でも、関係ありません!
同じ数字が繰り返されているということを理解できたら、
月食や日食にまつわる、地球と太陽と月の不思議な三角関係を十分楽しめるでしょう! 

地球の周囲は、子午線の場合おおよそ40,007.864 km (赤道での距離と南北の極から通る周囲の距離は異なりますので)。
次に、地球が太陽の周りを一周をするには365,25日掛かります、つまり366日。
(365日ではないからこそ、4年に1回、2月は29日まであります)
これらの数字を使ってある計算をします;40,007.864 ÷ 366 = 109.3 
この109.3という数字を覚えておいてくださいね。

ではここで、太陽の直径は地球の直径の何倍でしょう??
太陽の直径は、地球の直径の109.3倍です!(詳しくはブログ最後の参考1)で確認してください)
それだけではありません!
太陽と地球の間の距離が一番長い場合=太陽の直径の109.3倍!!(詳しくはブログ最後の参考2)で確認してください)

地球と太陽の関係を数字で示す際に、3つも同じ数字が出るなんて不思議ですね?
でもまだまだ、信じられない不思議な”偶然”があります:


まず、10,000という数字を366で割ります。10,000 ÷ 366 = 27.32
さて一方、下の図の正方形の面積は、その中にぴったり入る円の面積より27.32%大きいです。:


この普遍的な2つの図形は、27.32という数字で繋がっているのです。
この数字(27.32)をよく覚えていてくださいね。
正方形と円と366(地球と太陽にまつわる前述の数字)で繋がっています。

では、地球と月はどうでしょう?なんと同じ数字です!
月は自転の際、一周をするには27.32日かかります。
月は地球の周りを一周するのに27.32日かかります!
そしてなんと、月の直径は地球の直径の27.32%です!(詳しくはブログ最後の3)で確認してください)
“偶然”は多くありませんか?というか、これでもまだこの共通の数字は偶然いえるのでしょうか?



しかし、まだ終わりません!
たまたま誕生したと言われている太陽と地球と月の間にある、“偶然”の関係の連続をご紹介します:
直径でいうと、太陽は月の400倍です。(詳しくはブログ最後の4)で確認してください)
では日食の時、太陽と地球の距離と、月と地球の距離を比べると、400倍の差があります。
(地球からは、月より太陽の方が400倍遠い)
(詳しくはブログ最後の5)で確認してください)

これらが共に同じ400であるからこそ、完璧な日食ができるんです。
月は太陽の1/400のサイズなので、単純に考えると太陽を隠すことはできません。
しかし、地球からみて、月よりも太陽は400倍遠くにあるからこそ、
地球から見ると、太陽と月は全く同じサイズに見えて、月が太陽を隠せるわけなのです。
それに、日食できるには、太陽、月、地球は同じ軸上に並ぶという、もう一つの奇跡が必要です。
 
つまり、偶然であるかという問題を別にして、太陽、地球、月、正方形と円は強く繋がっているわけです。

実はこういう不思議な数学の関係は他にもたくさんあります。
ご興味がある方は是非私に教えて下さい!Café samediというイベントで紹介します!


参考:
このブログ上の数字・計算は、基本的にフランスのwikipédiaを参考にしています。
それ以外の情報については、以下のサイトが参考になっています。

参考1) 太陽の直径: 1,392,684 km
地球の平均直径 = 地球の中心から赤道までの距離 + 地球の中心から極までの距離 = 12,734.889 km
1,392,684 ÷ 12,734.889 = 109.359728

参考2) 太陽と地球の間の一番長い距離(A)についてはこちらのサイトより
152,098,233 km (A) ÷ 1,392,684(太陽の直径) = 109.21 (B)
この通り、結果が109.3ではありませんが、
ある Lyon大学のデータ には、別の数字152,446,000 km(C)が挙がっています。
この場合、(C)÷1,392,684=109,46 (D)
となりますので、これら2つの数字(B)と(D)の平均 = 109.33→ つまり109.3という数字になります。

参考3) 月の平均直径=3473.37 km
地球の極直径=12,713.504 km
割り算すると27.32になります!

参考4) 太陽の直径 ÷ 月の直径 = 400.960451

参考5) ここには、計算は必要ありません!
なぜなら、地球からサイズが400倍異なる太陽と月が、同じサイズで見えたら(日食の時とか)= 地球からの距離は、月までの距離に対して、地球・太陽間の距離が400倍離れているところにある。


写真の引用:サイト1サイト2
他のミステリーはこちら:
世界ふしぎ発見!!南極大陸のなぞ

フェイクニュースと教科書の歴史

何百万もの命を救った羊飼いの子供 その3


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DATE : 2018.07.23