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パリで制作された銅版画

Bonjour そのこです!

今日は銅版画展のご紹介です。

~~ 南 桂子 銅版画展 「 静かな王国 」 ~~


当校の玄関にも貼ってありますね。
初めて見た時ひとりでしたが、思わず「ああ、きれい!!」と声を出していました。
「湖畔」という題のその作品、私がとても好きな空気感でした。


南 桂子さんは1911年に富山県で生まれ、幼少の頃から絵を描いていました。
戦後、東京で童話や油彩を学び、その後、フランス パリへ。
今回の展示はパリで制作された銅版画45点です。



彼女のモチーフは約40年間ほとんど変わらず、鳥・木・少女だったそうです。
作品名からも分かります。
「細い木」「2本の木」「平和の木」「湖と白い鳥」「林の中の鳥」「少女と青い鳥」「木の中の青い鳥」など・・
銅版画で表現されていくのにぴったりな世界観です。

チラシの「湖畔」は、展覧会でいちばん初めに観ることができます。
森の中で目覚めたときのような、新鮮な空気に包まれている作品。
湖のかすかな水の音や風の音が聞こえてくるようでした。

「ノルマンディの教会」という作品は、赤い教会がひっそりと佇んでいてすてきでした。
「森の塔」や「月と城」は、赤・青・緑の森の中にある建物が月明りに照らされているような雰囲気があり、これらも作品も良かったです。

展示作品の中にひとつだけ箱に入っているものがありました。
「物語」という作品。木とお城、ロバに乗る少女と鳥が描かれています。
他の作品すべては、作品の保護のために3ミリのアクリル板越しで観ることになるのですが、
この作品の保護は薄いフィルムのみ。本来の色が楽しめるのです。
とてもとても綺麗な色でした!

どの作品もとても静かで、観ていると気持ちが落ち着きます。
「絵の中には孤独と、それをくぐりぬけた幸福が、穏やかに調和しているかのようです。」と書かれていましたが、
その通り、何かあってもそれでもまた人生は続いていく・・というような時に感じる穏やかさがありました。

銅版画展は、『ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション』で8/6まで開催しています。

(サイトはこちらより)

とても素晴らしかったので、この夏に皆さん是非、足を運んでみて下さい。

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DATE : 2023.07.04