先日、気になっていたヨックモック美術館に行って参りました。
有名なお菓子メーカー『ヨックモック』が
30年以上かけて集めた500点ほどのピカソのセラミック(陶器céramique)作品を中心に展示されている、
2年前に南青山に開館した小さな美術館です。
9月下旬までは「地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ」展が開催されています。
ピカソというと “陶器”の認知度は低いように思いますが、ここに焦点を絞っているのは珍しいですね。
その生涯を通して、様々な影響を受けながら異なる作風の作品を残したピカソですが、
晩年のピカソは南仏で過ごし、多くの陶器作品を残したそうです。
”地中海的”とも言えるギリシャ神話の様々なモチーフが登場します。
さて、こちらのヨックモック美術館、私はこの建物にも興味がありました。
![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2022/07/9e4004e655f3f69f321b6b8337f1a3e3-224x300.jpg)
ブルーの屋根瓦とクリーム色の壁のコントラストがとても美しいです。
日本家屋っぽさもありながら、地中海的な設えも素敵でした。
最初に地下の展示で感じた印象と、後半の2階で過ごす印象は全く異なります。
![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2022/07/47b4fbf2d5950460568e58a998b0b738-276x300.jpg)
セラミック、地中海、というキーワードはこんなところにも取り込まれているのかな・・・
是非、お天気の良い日に行ってみてください!
ところで皆さんは“メセナ”という言葉を聞いたことがありますか?
mécénat → フランス語なんですよ。(さらに先へ辿るとラテン語の名前が起源です)
企業が資金的なサポートをして、主に芸術などの文化活動を支援することです。
まさにこのヨックモック美術館はそんなmécénatの活動のひとつです。
さて美術館のお話に戻りますが、
こちらにはカフェが併設されています。
![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2022/07/826db6a5842224c7a949fb2462e1c15b-257x300.jpg)
展示を観た後にヌガーをアレンジしたお菓子を頂きました♪
ヌガーはフランスの南の地方のお菓子。今回のテーマとも繋がりますね。
![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2022/07/79892cee34ba8a90492b309b960d6097-294x300.jpg)
とても素敵な空間でした!
カフェのみの利用もできるようですので、お近くにいらした際にはちょっと休憩に・・・
というのにもゆっくりできると思います。
教室の玄関にこちらの美術館の紹介を置いていますので、興味がある方は是非ご覧ください。
ヨックモック美術館 サイトはこちら
*********
twitter・instagramもよろしくね♪
BLOG TOPはこちら