Bonjour, りょうこです。
ここ一年は新しい映画のお知らせがあまり来なかったのですが、
最近また当校でも都内で上映されるフランス映画のご紹介ができるようになりました。
その中で、フランスではなくオランダの映画ですが、フランスとのからみが登場する
『レンブラントは誰の手に』を先日鑑賞して参りました!
もともと行動範囲の狭い私にとって、コロナに行動を制限される不便はあまり感じていなかったのですが、
ツッコミどころ満載の”新しい○○様式”にあわせ続けるのはなかなかきつい・・・
映画館の体温計は34℃!?ある意味私、病気ですね(^-^;
さて、絵画の真贋を探るミステリーというテーマでは、原田マハさんの小説『楽園のカンヴァス』を想像していましたが、
こちらの映画はちょっと違った角度からのドキュメンタリー。
詳しい内容は、映画を観ていただくとして・・・
“光を描く”レンブラントが長い時を経て、多くの人を魅了しているというのが納得できる、そして大きなスクリーンに映し出されるレンブラントにすっかり釘づけの2時間でした。
興味のある方は是非ご覧になってみて下さい。美しいものを見るのは心も元気になります(^^)
渋谷のbunkamuraで2/26から上映中です。→サイトはこちら
フランス(いやフランス人)がどんな存在として登場するかもお楽しみに♪
さて、この映画の主人公(?)は17世紀のバロック絵画を代表する、オランダの画家レンブラント。
理性的なクールビューティのルネサンスに対し、感情や情熱あらわにドラマチックなバロック、とでも対比してみましょうか。
フランス語でbaroque、“芸術の流れ”はmouvement (culturel) という名詞を使います。
バロックが盛んだった時代にはオランダやフランス北部のフランドル地方で活躍した画家が多いですが、
バロックのフランス人画家の中にも、多くの方が一度は作品を目にしたことがある人がいますよ。
↑ルイ14世の肖像、みたことあるでしょ?
こちらはフランスのリゴー(Hyacinthe Rigaud)による肖像画です。
彼はこの時代にフランスで活躍したバロック画家のうちの一人です。
芸術って、色々な魔法がありますね。
自分が美しいと思うものを自分のものにしたいという気持ちは、どんな時代でも変わらない人間が持つ本能のようなものなのでしょうか・・・?
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