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ブログでQ&A その⑥ 医療について

Bonjour!

今日は今まさに流行っているインフルエンザなどに関する質問です。
いろいろな方からいろいろな種類の質問がありますね~
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Q.フランスの方たちにとって病院という存在、健康診断(定期検診)は生活の上で身近な存在なのでしょうか?
また、インフルエンザに対しての意識はどんな感じですか??
スタッフの皆様はもうインフルエンザ注射はされましたか??(Y.Y.さん)

A.
ちょっと話しがずれちゃうかもしれませんが、
この質問を頂いて改めて思ったことがあります。

日本ではコンビニよりも歯科医院の数の方が多いと言われています。
そのため歯科医院をはじめ皮膚科や眼科など、宣伝のような看板があちこちに見られます。

一方でフランスでは数百人?数千人?に1人の歯科医と言われているようで、
他のクリニックも、華々しい看板が飾られていることがありません。
入り口にシンプルに“○○科医”と表札のようにあるのみです。
この点でも“街にあるクリニック”の印象が既に異なるかもしれませんね。

フランスには、患者が急を要する場合に地域の内科医が家に診察に来てくれるというシステムがあるとのこと。
そうそう、救急車は1回数百ユーロらしいです。

通常は、日本と同じように悪くなったら病院にいくという感じのようですが、
フランス人はヨーロッパで一番薬の消費が多いといわれていて、
処方箋が必要ない薬を薬局で自分で選んで摂取する人も多いとか。

健康診断(visite médicaleについては、人によるので一概に言えないのですが、
一般企業では年に1回、従業員が健康診断を受けなくてはいけないシステムらしいです。

インフルエンザ(grippeについては、日本のように“流行っているから気をつけて~”とニュースになることもあるようで、そのためのワクチンもあります。
学校でワクチン接種の日がありますが、生徒の中には絶対受けたないと断る人もいるようです。

日本人スタッフの中にはインフルエンザの注射を済ませた者もいますし、
”絶対受けない!!”という者もおります・・・

日本と同じように、“怖いから受けておこう”という人もいれば、“異物(!?)を体に入れたくない”というフランス人もいるのでは・・・・生徒皆さんはどうなんでしょうね・・・?


DATE : 2015.01.26