お盆の季節ですが、皆さまいかがお過ごしですか?
さて、夏といえばフランス人にとって欠かせない”ヴァカンス”。
少し前に『マクロン大統領が夏休み・・・』という記事を目にして、気になった事を調べてみました。
”Emmanuel Macron est arrivé au Fort de Brégançon”
”エマニュエル マクロンがFort de Brégançonに到着”
![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2021/08/adfb389f18b8840ef334fc59e2652782-e1628316253211.png)
↑気になってしまうのはヒールの高さ(^-^;
(画像はこちらのニュース動画より)
Fort de Brégançonってどんな場所の事かな?と調べても日本語での情報があまり出てきません。
日本語で”ブレガンソン要塞”と訳されるようで、なんだかすごいところの様な響きです!?
fort=要塞、城郭
同じ様な意味でforteresseという単語もあるみたいです。
歴史好きにはお馴染みの単語かもしれませんね。
位置はこんな感じ↓
![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2021/08/cf5b57c6a8b07820899f12e8449263d4-e1628316434913.jpg)
ちょうど南仏のマルセイユとニースの中間辺り。
フランスの大統領が夏季休暇を過ごすための国が所有するレジデンス(résidence=住まい)だそうです。
Brégançonという土地は、それはそれは大昔からヨーロッパの国盗り合戦の世を見守ってきた(?)場所のようで、
![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2021/08/2fd51e8dd8c91a3bc4e25e25d4bfac67.jpg)
もともとは陸地にあったこの城塞は、15世紀ルネサンスの時代に今のような岩の島上に建つ形になったとか。
その後時を経て1960年代ド・ゴール(Charles de Gaulle)の指示によって人口桟橋の設置など大掛かりな改修がされ、現在では大統領の別荘的役割を担うと共に、各国の要人を迎えるなど、政治的にも重要な場所となっています。
![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2021/08/129aefabb0ac4fffa40ce84488283f51.jpg)
大統領によって、この場所をお気に召したり、召さなかったり・・・
例えば身長193cmのド・ゴールにとっては窮屈で蚊にも悩まされ、一度使用しただけで翌年からは別の場所を利用したそうです。
一方でポンピドゥ夫妻はこの場所を気に入り、モダンアート好きなこの夫妻がインテリアにモダンアートを取り入れたとか。
人口桟橋は駐車スペースやヘリポートも兼ねていて、人工のミニプライベートビーチもあるらしいですよ!
2014年からは一般公開もされており、
以降フランス歴史的記念建造物(monument historique)に指定されています。
![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2021/08/9fde00293b0d4ff7c97689c81c139abf.jpg)
二時間半ほどの見学で、料金は10ユーロ。事前予約が必要です!⇒ご予約はこちらから
ミニバスに乗って移動する部分は、途中で降りたり地に足をつけると罰金か刑務所に送られる可能性もあるらしいので、気を付けて下さいね(^^)/
いつかこのエリアを訪れる事があったら、一度行ってみたいと思います!
p.s. そばにいったら実際に訪れたい!
VRで見学するFort de Brégançon (^-^;
![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2021/08/0dfb237f8428dd8dc2bffd27c6062145-e1628316618330.jpg)
これなら日本にいながら出来そうですね。
参考:wiki
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