フランスへ行ってきた!プチ留学/ホームステイの経験

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フランスへ行ってきた!プチ留学/ホームステイの経験

Mille feuille provenceでのフランス留学:ア・ラ・フランセーズの生徒さんより

フランス語学校 フランスへ行くフランス語学校 フランスへ行く2週間の夏休みを利用して、Avignon郊外にあるMillefeuille provence校に行ってきました。 フランス語の会話力をアップさせたかったので、少人数制でfull immersionのプログラムに惹かれ、この学校に決めました。

1.フランス語学校の雰囲気

校長先生のDminiqueを始めとして、先生方がフレンドリーで、南仏ならではの暖かさと居心地の良い学校でした。最大生徒16人のアットホームな学校です。 Dominiqueはクラス外のことでも親身に相談に乗ってくれました。例えば、日本からの飛行機のスケジュール上、フランス語学校への到着が土曜日の深夜になるけど、どうしたらいいでしょうか? と相談をしたところ、通常、学校の宿舎は、日曜日の夕方からしか開放していないのだが、タクシーの手配をして土曜日から宿泊できるようにする、と提案してくれました。
生徒の希望に沿えるよう臨機応変に、親身になって相談に乗ってくれる、そんな校長先生自らの姿勢が、フランス語学校の運営に反映されていると感じました。

休憩や食事の時間中も、先生や他の生徒とひたすらフランス語で話すことを推奨される環境にあり、そういった会話を通して先生及び生徒全員とすぐに知り合いになりました。

お城(学校)での生活の全ての時間が、フランス語の学習に直結していて、とても内容が濃いのが特徴だと思います。
授業、食事、課外活動と、朝8時半から、夜10時まで、終日ほぼ学校のスケジュールで一杯です。
基本的に宿題はありませんが、自分自身で復習やら予習をやろうとすると、本当に多忙な充実した日々になります。本音を言うと、この生活リズムに慣れるまで、始めの数日は、少し疲れました。それだけ中身が充実しているので、短期間フランス語一色で、集中して学びたい方には、この学校はお勧めです。
もちろん、フランス語以外の言語を話すことは、基本的にご法度です。毎年やってくるリピーターもいます。他の生徒さんも同じ志をもった学習熱心な方ばかりで、会話力を向上させるのにとても良い環境でした。

2.レッスン及び教材について

レッスンは、生徒さん毎のニーズや弱点にあわせて効果的に編成されます。 教務主任の先生,Cecileがいらっしゃって、Cecileが全ての生徒の授業内容を把握しています。授業内容を決定するにあたり、Cecileのインプットも入っていると思われます。
初日のレベルチェックテストや普段の会話などで、Cecileも各生徒の弱点を把握しているのです。授業後Cecileは、各先生からの授業のフィードバックを受け、翌日以降の授業編成に反映させます。ですから、授業内容は、定型的なものではありません。生徒からのニーズ、前日の生徒や先生からのフィードバックによって翌日変わることもあり、とてもフレキシブルです。

学校では複数の先生のレッスンを受けることになりますが、授業担当の先生に全て任せきりであったり、他のレッスンとの整合性に欠けるということはありません。各レッスンが最大の効果を発揮できるよう有機的、且つ、総合的に運営されていると感じました。

午後に自習の時間が1時間あります。生徒の弱点や授業のフィードバックを踏まえ、教務のCecileから、生徒毎に自習のテーマが与えられます。私の場合は、よく、フランス語のテキストや表現のサンプルが渡され、それらに目を通した後で、Cecileに内容の説明をするように言われました。この自習時間の最後に10分程度、Cecileと1対1で話す場が毎日あって、与えられた課題を話したり、発音や文法のプラクティスを一緒にやりました。
この個別指導を毎日受けることで、自分の弱点を明確に認識をすることができ、とても有意義でした。今後の自分の改善点を把握することができたためです。
また、自分のフランス語の実力と弱点を的確に把握している専門家がいて、毎日アドバイスをしてくれるのはとても頼もしいと感じました。

学校で開発されたオリジナルテキストが渡されます。このテキストは、重要な文法事項が網羅されていて、練習問題付きです。練習問題の解答付きなので、自習用にとても良い教材です。
実は、文法内容の確認として引用される以外、テキストは授業中にあまり使用されません。テキストを使って、自習することが薦められてます。
私は、日本に帰ってきた今、このテキストに取り組んでいます。学校にいる時は、テキストをみる時間などとてもありませんでしたので……..

テキストとは別に、重要な文法事項が録音された口頭練習用の音声ももらえます。70項目,合計9時間に渡る学校オリジナルの練習スキットです。これも、日本に帰ってきてから学習を始めたところです。私が、このスキットを完璧に消化するには、半年位時間がかかるのではないかと思っています。私が改善すべき項目が、この音声にはたくさん含まれるので、日本に帰ってきたあとでも有用な教材が頂けたことに感謝しています。

3.最後に

学校の周囲には何もないし、時間もないので、学校のあるお城で1週間籠もって生活することになります。
夜の課外活動では、専門家が招待され、ワインの試飲や、演劇の講読、パイプオルガンの演奏などが行われました。専任のコックさんもいて、ワインとともに毎日の料理はとてもおいしかったです。招待客や学校の先生、他の生徒と一緒に、おいしい料理と時間を共にし、滞在時間はあっという間に過ぎ去りました。

フランス語のコミュニケーション能力を向上させるという共通した目的をもつ国を超えた仲間が集まり、一緒に生活できたのはとても刺激的な経験でした。他の生徒は、ヨーロッパ人とアメリカ人が大多数でしたが、国際的な環境で仕事をし、アジアやアフリカにも住んだことのある人が多かったです。ですから、皆さん外国人と話すことには慣れているので、オープンで話しやすい人ばかりでした。日本人とは、違う視点に触れることもできて興味深かったです。

会話力向上のため、短時間で最大限の効果をあげる学校をお探しの方には当校はお勧めです。


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