わたしはよく息子と一緒に図書館に行きます。
息子は物語も好きですが、最近はスポーツに関する本やクイズの本もよく借りています。
一緒に見て周ると、こども用のコーナーにも面白そうな本が色々あります。
今回はことわざなど言葉に関する本のコーナーに
「フランス・イタリアの文字と言葉」というのがあったので借りてみました。
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![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2019/10/13d5be616e4d68656e0bcf9ee8e2e11f-225x300.jpeg)
興味深かったのは、
「ローマからフランスへ広がったラテン文字」
「フランス語ができたとき」
「フランス語とフランス語の文字の広がり」。
小学生が読む本なので、とても易しい言葉でわかりやすく書いてあります。
わたしは歴史に詳しくないので、初めて知ったことも沢山ありました。
古代ローマで、ケルト人が使っていたケルト語には文字はなかったのですね。
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![](https://www.a-la-francaise.com/wp-content/uploads/2019/10/a054233e99114c8b5a9d831f973f5979-e1571647010419-225x300.jpeg)
現在のフランス語には、ケルト語やゲルマン語からもたらされた言葉が残っているそうです。
ケルト語の名残が見える単語はガリアの牧畜生活に関する言葉が多いそうで、
例えば次のような言葉があります。
cheval 馬
mouton 羊
bec くちばし
chemise シャツ
chemin 道
辞書で度々、語源はラテン語の何々です、と載っているのを目にしますが、
その前に話されていたケルト語の名残もあるのですね。
本の最後に、フランス語で日本を紹介する文章も載っていました。
日本の面積や国土などの地理的なことや人口のこと、また気候や文化、文字のことです。
On enlève les chaussures à l’entrée de la maison.
(家に入るときは靴を脱ぎます)など。
文字や言葉もその背景や歴史を知ると楽しいですよね。
色々な視点からフランス語に触れてみて下さいね!
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