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Le sel de Guérande ゲランドの塩

ゲランドの塩 みなさん、こんにちは!Bonjour à tous! C’est Mayo!マヨです!

今日はフランスはブルターニュ地方の特産物、「ゲランドの塩」の紹介をしたいと思います!
みなさんご存知ですか??

フランスの西部、ロワール地方にゲランドという小さな町があります。
ここに塩田があり、塩職人によって昔からの手作りの製法でゲランドの塩が作られています。

まず、干満の差を利用して塩田に海水を取り込みます。
そして、太陽の日と風の力で水分を蒸発させ、ゆっくりと塩を結晶化させます。
よく、fleur de sel (フルール・ド・セル:直訳すると”塩の花”) という塩を見かけますが、
これは、この塩が結晶化するときに一番に水面に現れる塩の膜を職人がトンボのような木製の器具でかき集めたものです。

膜を取った後の、底に現れる粗い塩をGros selといいます。
自然の力でゆっりと結晶が進行する為、ミネラルをたっぷり取り込んだ塩になるそうです。
100%自然の海塩の為、色は少し灰色がかっています。

日本でも海塩は作られていますが、高温多湿の日本の環境ではこの方法は適しておらず、
海水を釜で煮詰めて作っていることが多いようです。

ゲランドの塩はミネラルが豊富というのが特長です。
また、素材のおいしさをぐんと引き立ててくれる塩なので、フランス料理、イタリア料理のシェフからも高い評価を受けている塩で、
とても優しい味がしますよ!
日本ではちょっと高めの塩ですが、フランスのスーパーでは比較的お手ごろ価格で売られています。

皆さん、次回のフランス旅行のお土産にいかがですか?? 

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ア・ラ・フランセーズ フランス語会話教室



DATE : 2012.07.04