フランス語学校

東京 − 恵比寿

ア・ラ・フランセーズフランス語教室

ア・ラ・フランセーズのスタッフによるページです。
フランス人から見た日本をテーマに、日頃思うことなどを載せていきます!


2006/6/05

東京で驚いたのは・・・フランス人の行動だ!!

フランス語学校ア・ラ・フランセーズには、フランス語の講師を募集していなくても、
少なくとも毎週必ず、講師として働きたいというフランス人からのメールが来ます。私は日本に住んでもうじき六年になるため、おそらく本来の“フランス人”という民族に、もう既に慣れていないということもあるかもしれませんが、“フランス人の中には自信マンマンの人が多い!”と思うようになりました。

講師をしたいというメールの約9割にはフランス語の間違いがあります。間違いの種類は二種類:
文法、綴りなどが根本的に間違っている場合と、送信前に確認をしていないのか、簡単なミスの場合。フランス語の講師になりたいという人からのメールに、こんなミスが目立つということは私にとっては信じられないことで、非常に腹立たしいことです。日本人に対しても失礼だと思います。

それだけではなく、問題はここからです! この間違いのある9割のメールのうち、履歴書が添付されている人は3人のうち2人です。履歴書には写真がある場合が半分ぐらいですが、信じられないことは、時々この写真に他の人も写ってるんですよ!!すでに何回かこんなことがありましたよ!例えば、夏休みに撮ったスナップ写真は友達と一緒に写っています。矢印が付けられ、“俺はここです。”みたいな写真は、ふざけているとしか言いようがありません。

日本語が全く分からないというフランス人からもよく履歴書がきます。日本語が分からなくてどうやって全く初心者の生徒さんの質問に答えられますか?日本語が分からなくてどうやって初心者にフランス語の文法の説明ができますか?日本語が全く分からない講師では、日本人にとってはフランス語のどこが難しいか、分かる訳がないじゃないですか!?

まだ終わっていませんよ:メールを送ってくる人の中には、フランス語を教えるという経験が全くないのにもかかわらず、日本人の友達がいるからと言ってフランス語は教えられるという大きな自信を持っている人も多いです。まだ、フランス語を教えたいと言う前に、フランス語の教え方を身に付けたいという人なら理解できますが、残念ながらそのようなメールにはまだ出会ったことがありません。

日本をはじめアジアにすら来たことがなくて、日本語も全然できないし、フランス語を教えた経験もない。さらには、履歴書の写真には友達も一緒に写っているし、メールは間違いだらけだし・・・そんな人が結構いますよ!!!そんな履歴書を見る時私は“は〜、フランス人だから、フランス語の先生になれると思っているフランス人が多いなあ”と思います。確かに、そういう人達を採用する学校は甘いと私は思いますが、フランス語を勉強している日本人の皆さんにもちょっと責任があるのではないでしょうか?なぜなら、ただ笑顔で、もしくはハンサムだからという理由で自分の先生に満足する日本人が結構いると思います。(笑)皆さんがもっと厳しくなったら、甘い考えを持ったフランス人考えを改めるでしょう!

私が日本で働くために初めて移り住んだとき、30枚ほどの履歴書と手紙(写真付きの-休み中に撮ったスナップ写真ではなくちゃんとした証明写真)をフランス語そして日本語で用意しました。履歴書は手書きで・・・文章に間違いを見つけた時はパソコンを使わずにもう一度手で書き直しました。これだけで自分の本当のモチベーションが伝わります。私が今受け取るメールにはよく“私はとてもやる気に満ちています”などと書かれていることが多いですが、本当にそうであるなら、フランス語学校に講師になりたいというメッセージを送る時ぐらい、辞書や文法の本を参考にしてから送ってほしいものです。

今までは、ここのフランス語学校で講師になりたいとメールを送ってくる人にはその都度返事を送っていましたが、そうだ、これからは、間違いが目立ったり失礼なメールにはこのブログをそのまま日本語で返すことにしよう。このような人達は日本が好き、日本人が好きと言っていますが、私が思うに、こんな人達がフランス語の講師として働いてもほとんどが日本人である生徒さんに対して非常に失礼です。 今まではこのようなケースがあった時、私は“残念ながら現在講師を募集しておりません”とか“残念ながら当校で必要としている人材と異なります”などと返信してきました。しかし、先日は、フランス語のミスの多いとあるメールにそんな返信をしたら、“ではア・ラ・フランセーズでお探しの人材はどんな条件ですか?”という返事が返ってきました。

こういう自信に満ち溢れた人へのベストな返事はおそらく“生徒として、うちの学校にフランス語を学びにきませんか?講師としては少し時間がかかりそうです”!(笑)



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