2006/10/14
大学について
日本とフランスでは、大学のシステムが様々な面で大きく異なります。 日本のように、フランスでは大学のランキングや人気度などは全くといっていいほどなく、すべての大学は同等だと思われています。加えて大きく異なるのは、学費です。年間4〜5万円ぐらいで入学試験もありません。また、奨学金を受け取る場合は返還の必要がありません。なのでお金持ちでなくても大学に通えます。(笑)
ということは、それぞれが行きたい大学へ行けるということです。唯一の条件は高校を卒業していることです。ですから、パリの近くに住んでいる人はパリにある大学に行きます。リヨン近郊に住んでいればリヨン大学に、ボルドーに住んでいる人はボルドー大学に行きます・・・日本のように就職の際に“○△大学出身”ということが重要視されることもありません。通常は大学というと公立が大半なので、大学の目的はお金を稼ぐことではなく教えることだけです。
僕にとって、これらの点だけをみるとフランスの大学のシステムの方が好きですが、フランスでの大学生時代を振り返ると、好きではなかった点もあります;
毎年、次の学年へあがるのには難しい試験がありました。特に1年生と2年生の時には合格できない人が多いです。ですので大学生の間は遊ぶ時間はあまりないし、アルバイトをするのもなかなか難しいものです。一方、夏休みは長すぎるくらいで、4年間大学での勉強時間を凝縮すると2年間で出来るという気がしました。夏休み中、大学は閉まっているので一人家で勉強しないといろいろ忘れてしまうと思います。僕が通っていた大学の場合は、夏休みは4ヶ月ぐらいありました・・・
実は、大学を卒業してから、“4年間大学を通うより、一人で1年間勉強すれば、それでよかったんじゃん!?”とよく思ったものです。