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フランス人とイタリア人の観光客が突然の来日!

Bonjour ! Fredです。

先日、僕の家族が初めて日本に来て、10日程の滞在を楽しんだ。

彼らは既にヨーロッパやアフリカの国々を旅したことはあったものの、アジアを旅行するのは今回が初めてだった。
彼らは、東京に到着するまではあまり日本に興味を持っていないようだったが、
今回の初来日であまりの気に入りっぷりから、いつかまた突然日本に来ても、僕は全然驚かないだろう・・・

一週間で新宿、京都、渋谷、六本木ヒルズ、新しく出来た東京ミッドタウン、
表参道、原宿、銀座、赤坂見附、丸の内、恵比寿、代官山、中目黒・・・・といろいろなエリアをまわった。

日本はとても清潔で、古い街並みがあるかと思うとすぐそばには超近代的なビルが建ち並んでいるというコントラストがとても特徴的だというのが彼らの日本の印象だ。
通りに張り巡らされている電線や、リッチでリュクスな感じの東京の街そして日本人たち、店頭に並ぶ実に多種類な商品、デパートで買い漁るたくさんの客、そして日本人の親切さ・・・いろいろな日本の顔に驚いていた。
ただ二つだけ、彼らが気づいたマイナスポイントがあった:テレビのニュースはいつも同じ画像の繰り返し、それに加えて終わらないテレビCM・・・

そして彼らが少しがっかりしたのが、京都では、お寺に入る度にお金を支払わねばならなかったこと。
(中には一つのお寺にいくつも建物があると、行きたいところでその都度払わなければいけないし。)

(最近は京都にいくとフランス語が聞こえることが多い)

それにしても、彼らが持っていたガイドブック※には
“第二次世界大戦中、京都を爆撃から守ったのはフランス人である。
米軍の指揮官による京都空襲計画を 知ったフランス人東洋学者のセルジュ・エリセーエフは、日本の魂である京都を狙わないようにと懇願し、
幸いにもその願いは聞き入れられ、他の空爆を受けた 多くの街とは異なり、京都は被害を受けずに済んだのだ。”
という訳で、お礼の意味を込めて、全てのフランス人には京都のお寺が無料で拝観できるようにしてくれたらいいのに!と僕は思う。

※Guide de Tokyo et du Japon Hachette


DATE : 2007.05.05