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フランス語学校 ブログ

夏のおすすめの本: シモーヌ・ヴェイユ

2015.06.07 Blog ブログ

Bonsoir c’est Fred,

L’article d’aujourd’hui est la suite de l’article que j’avais écrit sur Platon et qui est le plus utile pour comprendre la véritable civilisation française, mais aussi beaucoup d’autres choses plus importantes.
今日の記事は、以前書いたプラトンについての記事の続きです。フランスの文明とは何かを理解するために役に立つ記事でしょう。しかしそれだけではなく、プラトンは他のもっと大事なことを沢山教えてくれます。
L’article d’aujourd’hui concerne Simone Weil .
今回の記事はシモーヌ・ヴェイユについてです。20世紀のフランス人哲学者です。
同じ名前の有名な政治家もいるので、間違えないように。。。

SIMONE WEIL http://www.babelio.com/quiz/1113/la-philosophe-Simone-Weil
http://lewebpedagogique.com/girolca/files/2013/04/portrait-sappho.jpg


Je recommande à tous la lecture des oeuvres de Simone Weil qui est pour moi la plus grande philosophe française du 20 ième siècle. 
彼女の作品を皆さんに強くお勧めします。私にとっては20世紀の一番素晴らしいフランス人の女性です。

Elle montre clairement le véritable sens de l’héritage de la Grèce antique ainsi que le fait qu’il est identique au véritable christianisme. Elle nous parle d’Homère, de Pythagore et de Platon.
彼女は古代ギリシャの伝統の本当の意味を説明してくれるだけではなく、
その教えは本当のキリスト教の意味や教えと共通しているという点を教えてくれます。
 ホメーロス, ピタゴラス  プラトン などなどについても本の中で話しています。

ホメーロス http://universalis.forumactif.fr/t652-homere


C’est-à-dire que Homère, Pythagore et ensuite Socrate et Platon ont délivré le même message fondamental à l’humanité que, plus tard, le Christ a aussi délivré. C’est ce qu’elle dit et ce que j’ai moi aussi toujours cru dès que j’ai commencé à lire Platon. 
私もプラトンを読み始めた時、
ソクラテスの言葉は、キリスト教や仏教そしてヒンドゥー教また道教などと共通していると理解していましたが、この捉え方(特に古代ギリシャ哲学とこれらの宗教の基本は同じであるということ)はあまり一般的な見方ではないので、私の中に疑問が少し残っていました。
しかし彼女の本を読んだ時に、この捉え方についての自分の考えについてを再確認でき、
とても勉強になりました。


La connaissance de ces 2 courants de pensée,  mal compris par une partie des Français actuels, et même parfois détestés, étant pourtant la base de la civilisation européenne et donc française,  est indispensable à celui qui voudrait découvrir ce qu’est vraiment la civilisation française (et surtout le sens de la vie).
古代ギリシャの伝統(哲学)とキリスト教の本来の教えは、
現代の多くのフランス人にはよく理解されていないと私は思っています。
ひと昔前のフランス人にとっては、古代ギリシャの伝統+キリスト教を学校や家庭で勉強するのは当たり前でしたが、今はそうではありません。
(私の父はイタリア人ですが、
高校では、多くの授業がラテン語とギリシャ語の翻訳だったそうです)

食べるために生きているのではなく、生きるために、食べているのです。
ですので、生きるとは何かを探すべきです:それは哲学というものです。
宗教も同じですが、宗教の中の堅苦しい教えはとりあえず置いておいて
残っているメッセージの意味だけを理解しようと思えば、哲学と同じです。

古代ギリシャの人達はそれを考えていました。
スマホなんかなかった訳ですが、基本的な知識は私達よりありましたし、
宇宙、人間、人生についての理解は、今の私達が理解できることを大きく上回っていました。

その頃よりも現在の方が、科学が進んでいると言われても、
宇宙、人間、人生という課題について、古代ギリシャ人の方は大きく進んでいたのです。

ホメーロス http://www.oneplayer.com/files/puzzle2/B/BOUGUEREAU_HOMERE_ICONE.JPG

フランスの文明だけではなく、ヨーロッパの文明とは何かと知りたい方は、是非彼女の作品を読んでみて下さい。
ちょっと難しいところもありましたが、分かりやすいところもあります。

しかし、彼女の本を読む前に、プラトンの本 そして
Saint Jean de la Croix: 十字架のヨハネの暗夜かカルメル山登攀を 読んでおかないとSimone Weilの言いたい事は理解しにくくなるでしょう。本にもよりますが。

Simone Weilシモーヌ・ヴェイユは、前キリスト教的直”という本の中で、Saint Jean de la Croixについて、何度も話しをしています。ですので、何を言いたいのかを理解するために、読んでおいた方が良いと思います。




彼女の作品の中で、私のおすすめはこの作品と
 Je recommande en particulier:
“Intuitions pré-chrétiennes Simone Weil” ainsi que “L’enracinement” que vous trouverez sur Amazon:

前キリスト教的直 (叢書ニベルシタス)

根をもつこと です。






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